こんにちは!かむねろと申します!
うちには生後3週で保護した猫が2匹います。
オス、メスの兄妹です。
子猫時代はただただ無邪気にじゃれあう姿に癒されていましたが、考えないといけないのは避妊・去勢問題です。
兄妹といえども、今後過ちが無いとは言えません。
結局、生後6ヶ月半で2匹同時に手術しました。
手術をする事は決めていても、気になっていた事が‥
よく避妊・去勢手術をすると「性格が変わる」とか「太りやすくなる」といいますよね。
メス猫は性格が穏やかになり、オス猫は甘えん坊になる傾向があると聞いて「グフフ‥」と思っていました。
結論から言うと、半分は当てはまっていました!
しかし、猫同士の関係など、ちょっとした変化もありました。
“過ち”対策なら片方だけでもいいのになぜ両方の手術をしたか、術後の様子、術後半年経った現在の様子と変化をまとめてみます!
・避妊・去勢手術を考えている方
・避妊・去勢後の変化が気になる方、ぜひ参考にしてくださいね!
1.避妊・去勢手術をした理由
オス・メス特有の病気のリスクを減らすため
絶対あってはいけないけれど、万が一に外の猫と接触してしまった時に妊娠しないよう、ひとまずメスは避妊手術をしておこうと考えていました。
他のメリットとして子宮蓄膿症などの女子特有の病気の予防にもなります。
オスも去勢手術をすることで、男子特有の病気の予防になります。2匹とも少しでも病気のリスクを減らして兄妹仲良く長生きして欲しいとの思いで決めました。
同日に手術を受けたのは、病院に行く回数を最低限に出来るからです。
コロナ禍で先延ばしにすると今後どうなるか分からないという状況でした。
オスのスプレー行動予防
うちのオスくんは、よくゲロをしちゃうので掃除の手間的にもせめてこれは避けたい思いでした。
猫自身のメリットとして、女子に会いたくて大きな声で鳴いたり、会えないストレスを感じる事も無くなるそうです。
2.手術をした時期、先生に相談した事
手術前のメス猫に発情期が来た?
手術を半月後に控えた頃、時々聞いたことのない甘ったる〜い声で鳴くようになりました。
観察していると、2階の小窓から外にいる野良♂に対して鳴いていて、野良♂も毎日のように会いに来ていました。(ロミオとジュリエット状態)
発情期中は子宮の血流が変化していたり、免疫が下がっている為 手術は良くないそうです。
これが心配だったので獣医さんに相談しました。
結論は、真冬だった事と野良が来た時以外は普通だったので発情期では無い(んじゃない?)と判断して延期せずに手術をしました。
3.手術後の2匹の猫のようす
オスはケロっと。メスは落ち着かないようす
オスくん(左)は術後にお迎えに行ったときから全然変わりなく、いつも通りでした。
ブツが無い事に気づいた様子もありませんでした。(顔に出さなかっただけかな‥ )
メスちゃん(右)はエリザベスカラーがついていることによる不満がすごかったです。
その日はとにかく暴れまくっていて、ヘドバン状態で飼い主の心は折れそうでした。
トイレが不便で階段は登り辛いし、3日は不満そうでした。(外す頃には俊敏に動いていて順応性に感心しました。)
カラーの根本の部分が痒そうで、不憫に思い掻いてあげていました。
それが気持ち良かったみたいで、カラーを外した後も「んっ(掻いて)」と首を突き出してくるようになりました。半年経った今もそれが続いています(笑)
4.手術後半年の体重の変化
術後3ヶ月まで増加、その後変わらず
まだ2匹とも成長中だったので、生後9ヶ月頃までは体重が増え続けました。
術後3ヶ月でオスが1kg、メスが0.7kg増えました。
その後2ヶ月は全く体重に変化が無いので、もう成長しきったようです。
獣医さんのアドバイス通りに餌を子猫用から避妊・去勢猫用に切り替えました。
しかし、あまりにも残すので(おいしくない?)普通の大人猫用を混ぜるようにしたら、完食してくれるようになりました。
運動できる環境と餌を調整することでコントロールできるのかなという感じです。
食欲が極端に増減した様子は無いです。
食べ方も今まで通り、何回かに分けて食べています。
5.手術半年後の性格の変化
オスは甘え方に変化
もともと甘えてくる子でしたが、男のプライドがあるのか、甘えたい時はメスちゃんがいない時にそろりと来る事が増えました。
より一層「甘えん坊になった」かは、微妙です。
しかし、私の事をオカンと思っているので以前と変わらずすり寄ってきます。
他の変化としては、内弁慶な性格がより強くなりました。(お客さんが来たら逃げる)
メスは穏やかで優しく
病弱だったオスくんにガンガンいっていたヤンチャ娘が、すっかり穏やかになりました。
全然怒らないです。しかし、好奇心旺盛な性格はそのまま変わりません。
なにか要求してる時も、じっと目ヂカラで訴えてきます。
しかし、これはヤンチャな子猫時代から大人になってただ落ち着いただけな気もします。
ちなみに、朝ごはんの催促は決まってオスくんがしてきます。(その間メスちゃんはじっと待っている)
そこに男としての責任を感じているのでしょうか‥。
共通:外へ出たい願望は変わらない
イケメンや可愛い子への要求が無くても、外への憧れは変わらないようです。
オスよりも、メスの方がより出たい願望が強いです。
内弁慶なオスと好奇心旺盛なメスの違いかもしれません。
6.手術半年後の猫同士の変化
オスくん「僕の方が上やで。」
メスちゃんの首をカプっとするなど、自分が優位だぞ。と示すような行動をとるようになりました。
2匹が同時に気に入ったモノはたいていオスくんのモノになっています。
本気の喧嘩は一度も無いですが、どこかで“オスくんが強い”という関係ができてしまいました。
5歳くらいの男の子が弟に「お兄ちゃんはすごいんだぞ」とアピールしているようなレベルです。
たまに不憫になってメスちゃんにオヤツをこっそりあげて甘やかしてしまいます。
術後初めての発情期シーズン到来。その時2匹は?
外では野良ちゃんがドタバタしている中、全く変化はありませんでした。
オスくんは威張ったりする位なので、男らしさを完全に無くした訳じゃなさそうなのですが。
メスちゃんは窓越しに猫を見つけても無表情で窓から見下ろしています。
7.まとめ
- メスが穏やかになるは当てはまっている
- オスが手術前より甘えん坊になったのかは微妙
- 太りやすいは餌と適度な運動でコントロールできそう
- 猫同士で優劣がついてくるが仲の良さは変わらない
‥でした!
ただ、成長中に手術をしたので全てが避妊・去勢によるものでは無く、成猫になる過程での変化という可能性もあります。
どちらにせよ、5歳児の子どもみたいでめちゃくちゃ可愛いです!
寄り添う兄妹
では、またねー!
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