こんにちは!かむねろと申します!
猫の眼って、猫ちゃんによって色が違って個性的ですよね!
色の種類を大きく分けると青、緑、黄、褐色(オレンジ系)や、赤(色素を持たないアルビノ)があります。
猫の眼の色は母猫、父猫の遺伝で決まるそうですが、ほとんどの猫は子猫の目が開いて間もない頃はキトンブルーと言われる青い眼の色をしています。
そして、そのキトンブルーは生後4週前後が1番ハッキリとキレイにみえるそうです。
ペットショップで見かける子猫はどんなに幼くても生後2ヶ月以降の子がほとんどなので、キトンブルーから本来の眼の色に変化しつつある頃でしょう。
うちの兄妹猫は1歳になって、それぞれ眼の色が違いますが、子猫の時はもれなく青い色をしていました。
しかしキレイに青い眼だったのは本当、一瞬でした。
どうして子猫のうちは青い眼になるのか、そこからどんな感じで本来の眼の色に変化していくのか?‥を、うちの猫の場合でまとめてみたので紹介したいと思います!
1.子猫の眼が青いのはメラニン色素の関係
猫の目には人間の白目にあたる部分はほとんど見えておらず、眼の色が付いて見える部分は虹彩(こうさい)と呼ばれる部分です。
虹彩は角膜と水晶体の間にある薄い膜のことで、瞳孔の大きさを調整して網膜に入る光の量を調整する役割を持っています。
Wikipediaより一部引用
虹彩の中にメラニン色素が沈着することで眼の色が変化するのですが、生まれたばかりの子猫にはまだ表面にしか色素沈着が無いため青色に見える‥というしくみです。
遺伝でメラニン色素の量が決まる為、グリーンやイエローなどの色のバリエーションができるようです。
少し脱線してしまいますが、図のタペタムという部分は(ヒトの眼にはありません)猫が暗闇でも効率良く光を集めることができる反射板の役割をしています。
ぴか〜(イメージ)
夜に目がピカーッと光って見えるのは、これのせいです。
これがあるおかげで暗くても移動ができるのです♪
2.うちの猫の眼の変化
現在(1歳)の眼の色
オスくん(左)が緑がかっており、メスちゃん(右)は山吹色に近い色をしています。
兄妹で体の模様も眼の色も違います。
生後3週(前半)
うちに来たばかりの頃です。
2匹とも濃いグレーの様な色で、瞳孔と区別が付きにくい位の濃い色をしています。
明るい所でよく見ないと、全部が黒目に見えます。
生後3週(後半)
まだ瞳孔と区別がつきにくい程の濃いグレーに見えます。
生後4週(前半)
濃いグレーがだんだん薄くなってきました。
明るい所でみると青みがかっているように見えます。
生後4週(後半)
瞳孔とのコントラストがはっきりしてきました。
濃いグレーから数日でここまで変化しました。
メスちゃん(右)はこの頃がピークに青っぽくみえていました。
生後5週目
オスくん(左)の眼がピークに青く見えています。
メスちゃんよりも明るい色になりました。
ここからは徐々に青みが無くなっていきます。
生後2ヶ月(前半)
本来の眼の色に移行している時期です。
生後2ヶ月(後半)
2匹とも似た色をしていますが、徐々に変化しています。
生後3ヶ月
生後4ヶ月
メスちゃんは4ヶ月で現在の眼の色とほぼ同じになりました!
オスくんよりは明るい青にならず、本来の色になるのが早かったです。
生後5か月
オスくん(左)も生後5か月頃に今と変わらない位まで変化しました!
大体は生後6か月から12ヶ月頃の間に眼の色が落ち着くと言われています。
3.まとめ
キトンブルーになるしくみと、うちの猫の眼の色の変化を紹介しました。
同じ兄妹でも、青く見える期間も明るさも微妙に違うことが分かりました。
最も鮮やかな色をしていたのは7日〜10日間位だったと思います。
猫の“にゃん生”でその時だけの、とっても貴重な変化です。
慣れない飼育に大変だったせいか、こんな一瞬の変化をもう少し目に焼きてけておけば良かったなと少し後悔しています‥。
みなさまは、もしキトンブルー時代の子猫と暮らす機会があれば、ぜひ毎日写真を撮って目に焼きてけておくことをおすすめします!(笑)
では、またねー!
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